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環境放射能学専攻へ
福島大学大学院 共生システム理工学研究科
環境放射能学専攻について
環境放射能を研究する世界初の大学院誕生。
令和元年度より、福島大学大学院共生システム理工学研究科に環境放射能学専攻修士課程を開設しました。環境中の放射性物質の動態とその影響を研究する世界初の大学院として、福島のフィールドを最大限に活用した実践的な研究環境のもと、生態学、生物学、地球科学、現象数理学、化学、物理学、機械工学、電気工学などさまざまな学問分野を背景とする人材に対して、環境放射能学に関する幅広い知識ならびに実習、野外演習を含む専門的教育を提供します。
令和3年度4月からは、環境放射能学専攻博士後期課程を開設します。博士前期課程および博士後期課程として再編され、一層充実した教育カリキュラムにより、高度な研究能力・課題解決能力を養い、環境放射能に関する諸課題の発見と解決に実践的かつ柔軟に対応できるグローバルな専門的人材を育成します。
環境中の放射性核種の動態を多角的に捉え、解明する。
空気中に放出された人工放射性核種による影響については未解明な部分が多く、またレアメタルなど天然資源の開発における天然放射性核種の管理も重要な課題となるなか、環境放射能学専攻では、博士前期課程および博士後期課程を通して、水や土壌の移動により森林・河川・海洋などの間で、あるいは食物連鎖等を通じて植物や動物の間で移行する、環境中の人工および天然放射性核種の動態を科学的に解明し、中長期的視点をもって計測、モニタリング計画、制御、予測、評価などに総合的に取り組みます。
環境放射能学専攻の特徴
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多様な研究分野を専門とするIER専任教員および共生システム理工学類との兼任教員が指導。専門知識を融合・深化させ、分野横断的な知識と技能を身に付けます。 |
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森林から河川・湖沼、海洋まで、充実した研究環境のもと、幅広く野外サンプリングやフィールドワークを行う実践的な教育プログラムを提供します。 |
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表現力や対話力、英語力の育成を目的とした討論形式の授業を設定。教授陣、在学生ともに国際色豊かでグローバルな視点が身につきます。 |
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※博士後期課程のカリキュラム POINT
IERが定期的に開催する研究活動懇談会などで地域住民の方々へ研究成果を報告・対話する機会を設け、生きた研究を目指します。 |
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共同研究拠点のネットワークや協定に基づく国内外の連携機関とのつながりを活かした研究活動が可能です。 共同研究拠点ネットワーク、国内外連携機関の詳細は以下のリンクからご覧ください。 |
教育カリキュラム
● 2022年度学修案内共生システム理工学研究科環境放射能学専攻 博士前期課程 学修案内
共生システム理工学研究科環境放射能学専攻 博士後期課程 学修案内
本学ホームページの学修案内一覧からも、環境放射能学専攻の開設授業科目等を確認いただけます。
(福島大学 学修案内 URL http://kyoumu.adb.fukushima-u.ac.jp/)
福島大学大学院共生システム理工学研究科の概要はこちらからご覧ください。