IAEAグロッシー事務局長とのオンライン会談

オンライン会談の様子
オンライン会談の様子

2023年9月5日(火)、福島大学の三浦浩喜学長と当研究所(IER)の難波謙二所長および高田兵衛准教授は、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長とオンラインで会談を行いました。

IERとIAEAは、2016年にPractical Arrangements(PA)「環境分野における研究協力に関する実施取決め書」を取り交わしており、2023年4月にPA「環境モニタリングおよび環境マネジメント分野における研究協力に関する実施取決め書」を改めて取り交わしています。

会談では、はじめにグロッシー事務局長がご挨拶をされ、その中でPAに基づくIERの最近の献身的な協力に対する謝意が表明されました。続いて三浦学長がIERとIAEAとのこれまでの研究協力関係に対して謝辞を述べるとともに、「昨今の福島を取り巻く状況下におけるIAEAによる調査や情報発信は地元の生業を維持し、他国との平和的な関係を維持する上で極めて重要であり、今後も継続的なモニタリングや情報発信をお願いしたい」と述べました。その後、難波所長らと環境放射能研究について意見交換を行い、両者の連携を一層強化することを確認しました。

向かって右から難波所長、グロッシー事務局長、三浦学長、高田准教授