令和5年6月13日 ポーランド国立原子力研究センター(NCBJ)訪問団が来所しました。
令和5年6月13日(火)、ポーランド国立原子力研究センター(NCBJ)のMariusz Dąbrowski(マリウシュ ダンブロフスキー)原子力・環境解析部長をはじめ9名の研究者らと国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)の大橋弘史高温ガス炉プロジェクト推進室次長が来所されました。
ポーランドでは、国内初の原子力発電所を海沿いに建設する計画が進行中であり、原発事故に備える計画策定等の情報収集を目的に福島県を訪問されました。
難波謙二所長はじめIERの研究者数名が同行し、午前中に福島第一原子力発電所の構内を視察した後、昼食場所である南相馬市小高の双葉屋旅館では震災と原発事故後の地元の取り組みについての館内展示を見学しました。その後、震災遺構の浪江町立請戸小学校など、浜通りの被災地域を視察しました。 福島市に移動後、IERでセミナーを開催し、NCBJ研究者2名とJAEAの大橋次長、IER研究者6名が発表を行い、それぞれの現在の取り組みや研究内容を紹介しました。セミナー終了後は、福島市内のレストラン「Ukura」でレセプションを開催し、今後の研究活動に資するよう情報交換及び研究者同士の交流を図りました。