令和5年3月24日(金) 学位記授与式が行われました。

大学院共生システム理工学研究科 環境放射能学専攻からは、鳥居研究室の河原梨花さん、平尾研究室のセム・コー・ブーン・キェットさんが修士課程を修了しました。

河原さんは、鳥居建男特任教授の指導のもと放射線分布を可視化するコンプトンカメラを用いて浜通り地区でのフィールド測定・解析を中心に放射線イメージングについて2年間研究を続け、修士号を授与されました。

シンガポールからの留学生セムさんは、平尾茂一准教授の指導のもと航空機モニタリングのデータから挙動解析を行い大気中に存在するラドンとその壊変生成物の濃度推定の可能性について2年間研究を続け、修士号を授与されました。

また、お二人は、令和4年度JAEA福島研究開発部門成果報告会ポスターセッションにて「廃炉・環境回復促進賞」を受賞しました。

さらに、河原さんは、令和4年度日本原子力学会工学部会夏期セミナーでのポスター発表でも優秀研究賞を受賞しました。

河原さん、セムさん、学位取得おめでとうございます。今後のご活躍を期待しています。

セムさんと河原さん
河原さんは指導教員の鳥居特任教授とツーショットで。
令和4年度JAEA福島研究開発部門成果報告会ポスターセッションにて「廃炉・環境回復促進賞」を受賞