ウクライナ人研究者の研修を実施しています。
IERでは現在、ウクライナ人共同研究者、オレナ・ブルドーさんを研修生として約4か月間の予定で受入れています。この研修は、所長の難波謙二教授が研究代表者となり、IERの多くの研究者が参加しているSATREPSチョルノービリプロジェクトの枠組みで行われています。
8月19日に行われた研修受入れに関する記者会見では、難波教授と受入れ教員である石庭特任講師から研修の目的等について説明したほか、オレナさん自身もロシアによるウクライナへの侵攻開始から来日に至るまでの経緯を説明しました。
オレナさんはウクライナ国立科学アカデミー原子力研究所に所属しており、専門は放射線生物学です。12月上旬までの研修では、ヒトや野生動物の被ばく線量評価に関する最新技術を学びます。
研修内容等の詳細はこちら
https://www.fukushima-u.ac.jp/news/Files/2022/08/kennkyuusha.pdf
SATREPSチョルノービリプロジェクトについてはこちら
https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2803_ukraine.html
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ロシア侵攻後のキーウの様子を紹介するオレナさん
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