平成29年11月25日 日本科学未来館(東京都)にて第5回研究活動懇談会を開催しました。

日時

平成29年11月25日(土)13:00~16:00(受付12:30~)

場所

日本科学未来館 7F未来館ホール

東京都の日本科学未来館にて、テーマを「福島の避難地域の野生生物のいま」とし、福島県外の市民に福島の現状を知ってもらうことを目的として、本研究所に所属する3人の教員が研究発表を行いました。今回は県外初の東京での開催となり117名の参加者がありました。
後半の参加者と発表者の意見交換の時間では、多くの手が挙がり、発表内容に関する質疑だけでなく、本研究所の活動に期待するなど参加者からの声を聞く貴重な時間となりました。終了後も、東京での継続開催を希望する声が寄せられました。

発表者タイトル
塚田 祥文環境中における放射性セシウム(Cs)の”ふるまい”と福島の状況
Behavior of Radiocesium in the Environment and Its Status in Fukushima
トーマス・ヒントン福島高線量地域に生息する野生生物の状況~消滅か繁栄か?~(逐次通訳)
Wildlife in Fukushima’s highly contaminated areas…perished or thriving?
和田 敏裕原発周辺水域における魚類の放射性セシウム汚染状況
Radiocesium contamination levels of fish inhabiting water bodies near the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant
塚田祥文 副所長
トーマス・ヒントン 教授
和田敏裕 准教授
会場の様子
意見交換会の様子
(左から)塚田祥文教授、トーマス・ヒントン教授、
難波謙二所長、和田敏裕准教授