平成30年5月29日 阿武隈川漁業協同組合にて第7回研究活動懇談会を開催しました。
日時
平成30年5月29日(火)
場所
福島県福島市
福島市飯坂地区に位置する阿武隈川漁業協同組合にて懇談会を開催しました。阿武隈川漁協の堀江事務局長、当研究所の難波教授、和田准教授、および本学共生システム理工学類の学生が参加し、阿武隈川水系における河川水、魚類の放射性物質濃度の現状を報告しました。特に、重点調査を行った伊達市布川の渓流域に生息するヤマメやイワナでは、依然として基準値を超える検体が散見される実態や、その要因等について意見交換を行いました。
原発事故の影響により魚類の採捕・出荷制限等の措置が継続している阿武隈川ですが、事故前は、4,000人以上にのぼる組合員が、漁業、教育、趣味等といった様々な活動を行っていました。当研究所では、今後も阿武隈川での活動再開に向けた研究活動を行って行きます。