第9回成果報告会

日時

令和5年2月13日(月)10:00-18:15 2022年度ERAN年次報告会合同開催 専門家向け口頭・ポスター発表
令和5年2月14日(火)13:00-17:00 市民向けシンポジウム

テーマ

環境放射能の新たなフロンティア

発表要旨集をダウンロードいただけます。

1日目口頭発表の様子
2月13日 専門家向け口頭・ポスター発表 プログラム
時間プログラム・講演タイトル講演者所属
10:00-10:10開会挨拶恩田 裕一筑波大学 アイソトープ環境動態研究センター長、筑波大学 教授
10:10-10:40汚染された森林における放射性Cs の生態学的再浮遊について五十嵐 康人京都大学 複合原子力科学研究所 原子力基礎工学研究部門 教授
10:40-11:20フラッシュトーク160課題
11:20-11:30休憩
11:30-12:00福島県の森林における放射性セシウムの長期移行状況加藤 弘亮筑波大学 アイソトープ環境動態研究センター 准教授
12:00-12:40フラッシュトーク260課題
12:40-13:40休憩
13:40-14:10環境トリチウムモニタリング手法赤田 尚史弘前大学 被ばく医療総合研究所 教授
14:10-14:35フラッシュトーク335課題
14:35-14:45休憩
14:45-15:15137Cs沈着量が異なる福島県と群馬県の河川水系における河川水中137Cs放射能濃度の長期変動長尾 誠也金沢大学 環日本海域環境研究センター長
15:15-15:45総合討論ファシリテーター:恩田 裕一アイソトープ環境動態研究センター長、筑波大学 教授
15:45-15:55閉会挨拶難波 謙二IER 所長 / 福島大学 教授
16:00-18:00ポスター発表
18:00-18:15表彰
2月14日 市民向けシンポジウム プログラム
時間プログラム・講演タイトル講演者所属
13:00-13:05開会挨拶三浦 浩喜福島大学 学長
13:05-13:15趣旨説明難波 謙二IER 所長 / 共生システム理工学類 教授
13:15-13:45新しい概念に基づく放射線分布可視化ツールの開発鳥居 建男IER 特任教授
13:45-14:15陸域の放射性Cs循環のこれまでとこれから五十嵐 康記IER 特任講師
14:15-14:45海洋のトリチウム環境動態解明に向けた新たなフロンティア高田 兵衛IER 准教授
14:45-14:55休憩
14:55-15:25福島県の漁業復興の最前線と課題和田 敏裕IER 准教授
15:25-15:55福島復興に資する放射線リスク認知研究の展開高村 昇IER 副所長 / 長崎大学 教授
15:55-16:25福島事故後の放射生態学:教訓と未来への課題アレクセイ・コノプリョフIER副所長 / 特任教授
16:25-16:55総合討論ファシリテーター:塚田 祥文IER教授
16:55-17:00閉会挨拶高村 昇IER 副所長 / 長崎大学 教授

1日目は2022年度ERAN年次報告会と合同開催となり、専門家向け口頭・ポスター発表を行いました。専門家向け口頭発表は英語ですべての講演が行われました。質疑応答ではトリチウムに関して、地下水がどのように影響しているか、など多くの質問が上がりました。今回のポスター発表では、学生を対象に優れたポスター発表をした方へ「Student Award」を授与しました。環境放射能学専攻の博士課程1年黒澤萌香さん、SATREPSチョルノービリプロジェクトで受け入れているポリーナ・パブレンコさんを含め3名の方が受賞しました。

2日目の市民向けシンポジウムではテーマ「環境放射能の新たなフロンティア」にちなんでIER所属の教員6名が研究を発表しました。会場からは、研究者・一般の方様々な質問をいただきました。また、ALPS処理水に関する質問を複数いただき、福島第一原発からのALPS処理水放出に対する関心の高さがうかがわれました。最後の総合討論では全発表者が「どのような思いで今回の発表に至ったのか。その思い。」を述べました。

たくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

1日目 総合討論の様子
ポスター発表の様子
ポスター発表の様子
1日目終了後の記念撮影
2日目 高田准教授が発表している様子
2日目 総合討論の様子
ポスター発表の学生賞を受賞した黒澤萌香さんと難波所長
ポスター発表の学生賞を受賞したポリーナ・パブレンコさんと難波所長
2日目終了後の記念撮影