令和3年6月21日 第1回IERセミナーを開催しました。<脇山准教授、五十嵐特任助教>
日時
2021年6月21日(月) 午後14:00 – 15:00
発表者
五十嵐 康記 特任助教
脇山 義史 准教授
タイトル
Dose rCs have a temperature dependency? – Theory and field observation – (五十嵐)
Riverine 137Cs dynamics under high-flow conditions: progress and future direction (脇山)
環境放射能研究所(IER)では、所属教員同士の交流、研究内容の研鑽を目的に、所属教員による研究成果報告会「IERセミナー」を定期的に行っています。
6月21日に開催した令和3年度の第1回IERセミナーでは、水文学分野が専門の2名の研究者による発表が行われました。オンライン聴講を含め研究者、大学院生ら21名が参加しました。 五十嵐特任助教は、河川中の放射性セシウム動態の温度依存性について、理論と阿武隈川の長期観測データに基づく観点から発表しました。
続けて、脇山准教授からは、出水時の福島県内の河川における放射性セシウム動態について発表があり、それぞれの研究進捗と今後の課題などが報告されました。
発表後には研究者による意見交換が行われ、今後の進展を期待するコメントが聞かれました。