令和4年3月19日 環境放射能学セミナーin伝承館2021年度エクスカーションを開催いたしました。
日時
令和4年3月19日(土)
行先
福島県浜通り地域
双葉駅
東日本大震災・原子力災害伝承館
請戸小学校
柴栄水産
道の駅なみえ
IERは令和4年3月19日(土)環境放射能学セミナーin伝承館2021年度エクスカーションを開催いたしました。セミナー自体は昨年の9月に、⼤学等の復興知を活⽤した福島イノベーション・コースト構想促進事業(令和3年度の「復興知」事業で長崎大学が事業主体として採択された人材育成プログラム)の一環として行われましたが、現地見学部分は、新型コロナウイルス感染症の影響で延期になっていたものです。エクスカーションには、福島大学共生システム理工学類の学生ほか、環境放射能学専攻の大学院生、教職員、研究員合わせて16人が参加しました。
「双葉駅」では、双葉町役場の方にお越しいただき、双葉駅周辺を見学しながら、震災当時の避難の様子や現在の復興状況、駅周辺に建設中の公営住宅プロジェクト、町役場の仮設庁舎などの説明をしていただきました。
次に、「東日本大震災・原子力災害伝承館」にて、学芸員の方に説明していただきながら展示ブースの見学を行いました。展示品を実際に収集した当時の様子などの貴重なお話を伺うことができました。
そのあと、福島県初の震災遺構である「請戸小学校」、震災から9年ぶりとなる2020年4月に営業を再開した「柴栄水産」、最後には、鈴木酒造の地酒や大堀相馬焼、ラッキー公園など、多様な展示・販売や体験施設が楽しめる浪江町の復興のシンボルである「道の駅なみえ」に立ち寄りました。今回のエクスカーションで参加者たちは震災被害や復興状況について知る機会を得ることができました。