令和4年6月27日 第1回IERセミナー を開催しました。
<五十嵐特任講師、グシエフ特任准教授>
日時
2022年6月27日(月)14:00~16:00
発表者
五十嵐 康記 特任講師
マキシム・グシエフ 特任准教授(発表順)
演題
Progress in FY2021 and plans for FY2022 (五十嵐)
Overview of research plans in Environmental Isotopes Modeling(グシエフ)
環境放射能研究所(IER)では、所属研究者同士の交流、研究活動の推進を目的に、研究成果報告会「IERセミナー」を定期的に行っています。
6月27日に開催した令和4年度の第1回IERセミナーでは、五十嵐特任講師、グシエフ特任准教授が発表を行いました。オンライン聴講を含め研究者、大学院生ら31名が参加しました。
五十嵐特任講師は、阿武隈川中流域の河川水中の溶存および粒子状137Cs放射能濃度を長期的に調査した結果に加えて、今後の研究の展望や、SATREPSチョルノービリプロジェクトなどについて発表しました。
今年度IERに着任したグシエフ特任准教授は今回がIERセミナーでの初めての発表となりました。河川流域や地下水中の放射性物質の挙動に関するモデリングや環境トレーサーなどの研究を紹介しました。また、SATREPSチョルノービリプロジェクトに関する予備的な分析結果や、環境同位体モデリングに関する研究計画など、最近の活動内容やこれからIERで行っていく研究の概要について発表しました。
発表後には研究者による意見交換が行われ、活発な議論が交わされました。